紀元前2世紀にビザンチウムのフィロンの書いた「世界の七つの景観」(現在では「世界の七不思議」と呼ばれている)のひとつが『バビロニアの空中庭園』である。
まるで空中に浮かんでいるような高所に水が組み上げられ作られたと言われている。残存はしておらず、書物や伝説の中でしかその存在が確認できないまさに幻の建造物である。
バビロンの空中庭園は、古代ギリシア世界の七不思議の1つに数えられ、古代土木技術の偉業とされる。何層もの階段上に庭園が配置され、様々な種類の樹木、つる植物が植えられた。泥れんがを積んで大きな緑の山に似せて造られ、今日のイラクのバービル県ヒッラ付近にあった、古代都市バビロンの中に建設されたと言われている。言い伝えによると、新バビロニア帝国の王ネブカドネザル2世(治世紀元前605~562年)が、メディア王国出身であり、彼の妻であるアミュティス(英語版)王妃のために、彼の巨大な宮殿の脇に空中庭園を建設したという。望郷の念に囚われた王妃アミュティスは、自分の故国メディアの緑の丘や谷を懐かしみ、彼女の感傷を癒やすためにこの庭園が建設され、人間の業を超えた偉業として知られるようになった。バビロニアの祭司ベロッソスが紀元前290年頃にこの話を記しており、後にフラウィウス・ヨセフスが引用している。空中庭園は、古代世界の七不思議のうち、位置が確定していない唯一の遺跡である。空中庭園に言及しているバビロニアの文書史料は無く、バビロンにおいてその存在を証明する考古学上の証拠も見つかっていない。
wikipedia-バビロニアの空中庭園より
実際にこの庭園は存在していたのだろうか?
現在以下のような説がある。
①神話の中のものであり、そもそもが存在していない
②存在していたが、完全に破壊されてしまった
③アッシリアのニネヴェに作られた庭園と混同されていた
真相は如何に。
4 Comments
匿名
6月 30, 2018 at 7:44 pm少なくとも書物に記された時代には存在してたんじゃないか?
じゃなきゃそもそも選ばれない気が
匿名
7月 1, 2018 at 8:48 pm空中って浮いてるのとは違うんだな
ラピュタの庭みたいなもんだと思ってた
どう思われますか
7月 2, 2018 at 11:34 amこんにちは。カテ違いで初歩的なコメントで申し訳ありませんが、(④を導く根拠に①②を用い、③は④を補強)、どのように思われますか。
① 『遺伝子DNAは誰が作ったのか』
地球上の全ての生命に遺伝子DNAが組み込まれていますが、1mとか2mとかの長さがあり、4種の塩基配列は複雑精巧で、自己修復機能まで有します。
こんなものが自然や偶然に出来るわけが有りません。作ったのは「遠い未来の人間」です。
② 『物質(原子)は誰が作ったのか』
地球上の物質(原子)は百余り有りますが、陽子・中性子・電子の3者で構成され、それ以外の構成は存在しないし、規則性とか法則性に支配されています。
中性子は中性子線を内包し、特定の物質(原子)もα線とかβ線などを放射して崩壊し、電子は電荷を内包しています。
こんな複雑な物が自然や偶然で出来るわけが有りません。原子を作ったのは「遠い未来の人間」です。
(uクォークとかdクォークとか中性子のβ崩壊で発生する陽子や電子ニュートリノなどの難しい話ではなく、単に『こんなもの(原子)が自然や偶然に出来上がるものか』ということを、お尋ねしております。)
③ 宇宙の始まりが無機であったとしても、進化の途上で有機(生命とか生活機能)が生まれ、さらに彼らが多様な進化を遂げたうえで、人間や様々なものが作り出された可能性は否定されるものでしょうか。
(胎児の成長過程で一時的に見られる「尾っぽ」とか「指の水かき」は進化の記憶でしょうか。)
④ 『私たちは人工的に作られた肉体を使って、人工的に作られた「場」で生活をしていますが、実は、今の世界は実在しない虚構であり、実在する本当の自分は「DNAや原子を合成する科学を持った遠い未来」(真実の世界)にいます。』という発想は、(無限回の問答は抜きにして)、成り立つでしょうか。
7回目の終了です(その3)
7月 2, 2018 at 11:35 amこんにちは。いつも興味深く拝見しております。ところで、「終末予言」について、ご興味をお持ちでしょうか。
世は、七度の大変りと知らしてあらう。(黄金の巻 第26帖)
世はグルグルと七変り、改心の為 世界の民皆、今度は引上げ一旦みなあるぞ。(黄金の巻 第71帖)
★(追記)
上記以外にも、シリウスファイルのオコットのメッセージ、ヒトラーの予言、エズラ黙示録、ヨハネの黙示録(外典)、マザーシプトンの予言、ビリーマイヤーの予言、その他の予言などにも類似性や関連性が認められます。
どう思われますか。