曜変天目茶碗

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曜変天目茶碗

至高の逸品とされ現存するもの全てが国宝に指定されている、余りにも美しい「曜変天目茶碗(ようへんてんもくちゃわん)」。
800年ほど前に中国で作られたとされているがその素晴らしさと共に謎多き茶碗として知られている。

漆黒の器で内側には星のようにもみえる大小の斑文が散らばり、斑文の周囲は暈状の青や青紫で、角度によって玉虫色に光彩が輝き移動する。「器の中に宇宙が見える」とも評される。曜変天目茶碗は、現在の中国福建省南平市建陽区にあった建窯で作られたとされる。現存するものは世界でわずか3点(または4点、後述)しかなく、そのすべてが日本にあり、3点が国宝、1点が重要文化財に指定されている。いずれも南宋時代の作とされるが、作者は不詳である。日本では室町時代から唐物の天目茶碗の最高峰として位置付けられている。
南宋のある時期、建窯で数えるほどわずかな曜変天目茶碗が焼かれ、それから二度と焼かれることは無く、なぜ日本にだけ現存し、焼かれた中国には残っていないのか(器が割れ欠けている完全でない状態のものは発見されている)、大きな謎として残っている。
中国では曜変天目は不吉の前兆として忌み嫌われ、すぐに破棄されたために現存せず、わずかに破壊の手を逃れたものが密かに日本に伝来した、とする説も唱えられたが、後述の中国での陶片の出土状況から南宋時代の最上層の人々に曜変天目が使われていたことが示唆されている。

wikipedia-曜変天目茶碗より

不明な点は枚挙に遑が無い。
・作者は誰であったのか、また一体どのように作られたのか
・偶然出来たものなのか、それとも意図的に作られたものなのか
・なぜ現存するすべてのもの日本にしか存在しないのか
等々、謎の尽きることのないこの曜変天目茶碗。真相は果たして…

5 Comments

  • 匿名

    6月 17, 2018 at 2:51 am

    代々この茶碗を完全再現しようとしてる陶芸家が日本に居るよね
    現代の技術を持ってしても作れないって相当だと思う

  • 匿名

    6月 18, 2018 at 1:11 am

    昔の中国って色々凄かったよな。そういう所は素直に尊敬できる。いや、今がどうってことは別にいわないけども…

    匿名

    6月 18, 2018 at 9:52 pm

    確かに美しい

    匿名

    6月 19, 2018 at 12:03 am

    これ、中国のおばちゃんがやってるお土産屋さんの器が本物として何でも鑑定団で高額査定されてたやつじゃんww↑の再現しようとしてる人が真っ向否定してたよねw

      匿名

      6月 19, 2018 at 3:24 am

      中国の土産屋で買ってくれば日本で高く売れるんだな
      サンクス

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