ロシアの仏教僧、ダシ=ドルジョ・イチゲロフの遺体は亡くなっても尚朽ちることはなかった。そんな奇跡についての話だ。
ブリヤート族のラマである彼は、サンクトペテルブルクにヨーロッパ発の仏教寺院を開くなど、多くの功績を残した高僧であった。
そんなイチゲロフが生きた時代は1852年〜1927年、つまりロシア帝国からソヴィエト連邦へと変遷した頃である。
社会主義に飲み込まれ無宗教国家へと突き進んでいくロシアの地で最後まで信仰を保ち、「入滅(仏教では死ぬことをこう呼ぶ)」に当たっては、「私の体を死後30年したら掘り起こしてほしい」と言い残しこの世を去った。
約束通り数十年後に確認された彼の体は、全く腐っておらず、水分を保っており、なんと体重も増えていたというのである。
ソ連政権下でこの事実はひた隠しにされていたが、ソヴィエトが崩壊しロシア連邦が成立した現代においても依然としてその体は朽ちず体重は増え続けている。
この現象には科学的な理由付けができるのだろうか、それとも、やはり奇跡なのだろうかーー
3 Comments
匿名
8月 7, 2018 at 8:33 pm「岸辺露伴は動かない」で似たような話あった
死んでも血液が流れ続けるミイラだったな
匿名
8月 8, 2018 at 9:28 am髪が伸びる人形のよう
匿名
3月 3, 2020 at 1:07 amロシアに仏教僧がいたのか、っていうところにまず驚くんだけどあそこって東方教会の国じゃなかったっけ
あとこの人ちゃんとアジア人ぽい見た目よね
シベリアにはこういう顔立ちのひと多いのかな意外と