手術の際には当たり前に用いられている麻酔ーーだが実は全身麻酔がなぜ効くのかわかっていないと言ったら驚くだろうか。
全身麻酔には血管に点滴と共に流し込む「静脈麻酔」とマスクを当てて吸い込ませる「吸入麻酔」があるが、原因が解明されていないのは後者の吸入麻酔である。
何十年も前から使われてはいるものの、それは「経験的」にというなんとも曖昧な理由からだった。
実際、脳の仕組みが全てわかっていない以上、どこにどの様に作用しているのかは解明されていないのだ。
よくわからないけれども、現実に効いているのだからいいだろう。果たしてそう言えるだろうか?
なぜ効くかわかっていない以上、ひょっとしたらなにかの理由で急に麻酔が切れることもあるかもしれない。
あなたの手術中にもし麻酔が切れたら…なんともぞっとする想像だ。
「全身麻酔がなぜ効いているのかわからない」ーーこればかりは都市伝説であってほしいものだと願わずにはいられない。
3 Comments
匿名
8月 5, 2018 at 11:43 amやべー手術怖くなってきた
匿名
8月 6, 2018 at 6:55 am経験則なのか・・・
匿名
8月 6, 2018 at 9:56 pm世界で初めて全身麻酔したのって実は日本人なんだよな。