レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作にして誰もが知る名画、モナリザ。
この世界一有名と言われる作品は実は二枚存在すると言われている。
現在「本物」として扱われているのがルーヴル美術館にあるモナリザ、そしてもう一枚が「アイルワースのモナリザ」と呼ばれるものである。
『岩窟の聖母』同様、レオナルドが2枚のモナリザを描いたという説は16世紀から語られていた。ピューリツァーをふくめこの絵をレオナルドの作とする人間が依拠しているのは伝記作家ヴァザーリである。彼はレオナルドが1503年にモナ・リザを描き始め、未完成のままに終わったと書いていたのである。さらに同時代の画家ラファエロがモナ・リザをスケッチしており、それにはルーブル版のモナ・リザにはない円柱が描き込まれていたことも真作説を補強する材料となった。
アイルワース版に描かれた女性は、ルーブルのモナリザよりも10歳ほど若くみえる。作品としてはルーブルのものよりやや大きく、色も鮮やかである。姿勢や顔つきなどはよく似ているが、背景は異なり、これまでの真作説をなぞるように未完成な部分を残し、両側に円柱も描かれている。美術史家のデビッド・フェルドマンによれば、「非常に初歩的な数学的分析」の結果、「〔腰かける二人のあらゆる要素が〕正確に同じ位置にある」こともわかったという。このフェルドマンもメンバーであるスイスのチューリッヒに本拠を置くNPOモナ・リザ財団は、35年以上にわたる調査をもとに「あらゆる角度から」この絵がモナ・リザの初期バージョンであると結論づけた。wikipedia-アイルワースのモナ・リザより
アイルワースのモナリザーーこれは果たして本当にダヴィンチが書いたものなのだろうか。
そしてまさか、実はこちらの方が本物だったということもあるのだろうか。
3 Comments
匿名
7月 6, 2018 at 12:41 am確かにもう一枚の方が美人に見える。
主観だけども。
匿名
7月 7, 2018 at 12:24 amもし仮に今有名になってる方が試作品でアイルワースの方が本物だったとしたらダヴィンチは草葉の影で泣いてるかもな。
匿名
7月 7, 2018 at 6:40 am色使いが違う