「平氏にあらずんば人にあらず」とまで言われるほどの栄華を極めた平氏政権樹立の立役者といえば平清盛であるが、その死因には諸説あり未だはっきりとしたことはわかっていない。
ひとつ判っていることは「高熱」を伴って亡くなったということである。
これは平家物語の中でも『あつち死』という言葉で表現されている。熱さによって死すとでも言ったところか。
では高熱の原因は何だったのだろうか。現在複数ある説にはいずれも反論の余地があり確証を得ないが、以下に紹介する
・風土病であったマラリアにかかった
∟これは蚊が媒介するものだが、発症は冬であった
・インフルエンザにかかった
∟周りに同症状が感染った記録がない
・脳溢血による異常のひとつとしての高熱だった
∟主症状である麻痺などの記録がない
等々である。
清盛の死後ーー壇ノ浦で平家は滅亡した。
平家物語の言葉を借りると「盛者必衰」であり、「全ては夢幻の如く」であった平家の栄華。
そんな終幕のきっかけとなった、清盛の本当の死因は一体何だったのであろうか…
4 Comments
匿名
7月 2, 2018 at 8:41 pm体から黒煙が出てたっていうよな
ってどんだけ熱いねん
匿名
7月 2, 2018 at 9:26 pm普通に病死のような
匿名
7月 3, 2018 at 10:11 pm待って、マラリアって当時の日本で流行ってたの??
匿名
2月 13, 2020 at 8:50 pmでもマラリア原虫を媒介するハマダラカは日本に生息してないんだよ。東南アジアの方ならいるんだけどな。
日宋貿易によってその蚊が入ったきてたなら皮肉なもんだよな。