磁石には必ずN極とS極が存在する。N極、あるいはS極のみの磁石は理論上の存在であり、現在までその存在は観測されていない。このN極かS極のみの状態の磁石をモノポールという。
磁石にはN極、S極の二つの磁極が必ず存在し、この組み合わせを磁気双極子という。N極のみ、およびS極のみを持つ磁石、磁気単極子(モノポール)は2015年現在まで観測されていない。例えば両端がそれぞれN極とS極になっている棒磁石があったとして、これを真ん中で二つに折ったとしても、同じく両端がそれぞれN極とS極になっている棒磁石が二つできるだけの事であり、N極とS極のみを単純に取り出す事はできない。電磁石を考えれば、この事は容易に理解できる。電磁石は電流を流したコイルであり、これを二つに分割しても、巻き数が半分になった電磁石が二つ生まれるだけである。永久磁石についても、それを構成する物質の原子が電磁石と同じ働きをしているものであり、原理としては同じである。マクスウェルの方程式により代表される古典電磁気学はこの前提のもとに構成されている。
wikipedia-磁気単極子より
このモノポール、もし作り出すことができたならば、レアアースを使用しない高密度デバイスを作成したり、新たなメモリの開発につながる可能性があるという。
もし作り出せることができれば人類の新たなる発展につながるであろう。
3 Comments
匿名
7月 24, 2018 at 9:25 pm既に作れる可能性があるとどこかで見た
匿名
7月 25, 2018 at 6:26 amスピントロニクスや再生可能なエネルギーにも期待がもてるらしい
匿名
7月 29, 2018 at 6:07 pmそれができたとして何に利用するのか。僕の頭では想像もつかない。