冥王星が準惑星に降格されたことは話題になったため記憶に新しいかと思うが、その話の裏で実は「真の第九惑星」の存在が明るみになっていたことはあまり知られていない。
プラネット・ナインーー天文学の世界ではそう呼ばれている。
プラネット・ナイン(英: Planet Nine)は、太陽系外縁に存在すると提唱されている大型の天体(天王星型惑星)の仮称である。軌道の大部分がエッジワース・カイパーベルトの外側を周る太陽系外縁天体の一群を研究する過程で、2014年にその存在が提唱された。2016年1月20日、カリフォルニア工科大学のコンスタンティン・バティギンとマイケル・E・ブラウンは、いくつかの太陽系外縁天体の軌道に関する研究結果から、プラネット・ナインが存在する間接的な証拠を発表した。この惑星は、ニースモデルにおいて木星や土星によって外へと弾き出された仮説上の第5巨大惑星の可能性もある。
wikipedia-プラネット・ナインより
他の準惑星などの動きを計算する際に「何か」がそこにあるであろう重力の影響がはじき出されるのだ。
『何があるのかは正確にはわからないが、「惑星のようなもの」が無ければ他の天体はこのような動きをしないはずだ』
これがプラネット・ナインの根拠とされている。
それは地球よりも大きいと考えられており、またあまりにも太陽から離れているため光をほとんど反射しておらず海王星よりも何倍も暗いとみられている。
その暗さゆえ天体望遠鏡での観測はほぼ不可能に近い。
太陽系に属しながら最も遠くで回転し続けるこの謎の惑星、プラネット・ナインは本当に発見されるのだろうか?
おそらく、スーパーコンピューターの計算速度やAIをはじめとしたテクノロジーの飛躍的発展によってそう遠くない未来に見つけられるのではないだろうか。
そして、見事発見された際にはーー惑星の慣習に則って神話から採った「神の名」が付けられることになるだろう。
4 Comments
匿名
8月 22, 2018 at 8:56 pm軌道が他の太陽系の惑星と違うんだよな
匿名
8月 25, 2018 at 12:06 pm冥王星「ワイの立場ないやん」
匿名
9月 2, 2018 at 12:00 am太陽系の惑星って結局最終的に何個で落ち着くねん
匿名
9月 9, 2018 at 7:45 pm理論上存在するのか