1964年、トンキン湾で北ベトナム軍がアメリカ海軍に対して攻撃を仕掛けたとされる事件。そしてこれがきっかけでアメリカはベトナム戦争に本格介入することになる。
しかし後年、これはアメリカによる捏造であることをニューヨークタイムズが暴露したのである。
1964年8月2日トンキン湾でアメリカの駆逐艦『マドックス』が,さらに同月4日に『マドックス』と僚艦『C.ターナー・ジョイ』が北ベトナム魚雷艇の攻撃を受けた事件。アメリカ議会では,大統領に無制限ともいうべき戦争遂行権限を付与したトンキン湾決議が可決され,アメリカ軍機による北ベトナム報復爆撃が行われた。これを契機として,アメリカのベトナム戦争への介入は急速に拡大し,翌 65年2月から始る北爆,3月からのアメリカ地上軍の南ベトナム投入に向って引き金を引く転機となった。しかしのちにペンタゴン秘密文書により,攻撃されたアメリカの駆逐艦は南ベトナム軍の北ベトナム攻撃に随伴していた事実,ならびに決議文と攻撃目標のリスト自体,事件の2ヵ月前にホワイトハウスで作成されていた事実が明らかにされ,ジョンソン大統領の政策が激しく批判された。
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この戦争以外にもアメリカによる自作自演の事件がいくつか存在する・・・
3 Comments
匿名
6月 26, 2018 at 6:23 amよく明るみに出たな
匿名
6月 26, 2018 at 11:54 amアメリカの戦争にはすべてある組織の思惑が絡んでいる
お察し。
匿名
6月 26, 2018 at 8:57 pmほぉ・・・