世界遺産であるデリーの「クトゥブ・ミナール」にはあまりにも不思議な鉄柱が立っている。
純度99%以上の純鉄で作られており、全く錆びないというのである。
クトゥブ・ミナールは1200年頃にイスラム王朝によって作られたが、そこから遡ること800年程前にはすでにこの鉄柱が存在していたと言われている。
史実によると415年の建造でありそれ以来1600年間も鉄の内部に錆が進行しないという驚異的な代物であった。
人々が触るその手油によってコーティングされていたとの説もあるが、1990年代に柵が作られてからは誰一人として触れる者もおらず、かえって材質のみで錆を防いでいたのを証明する結果となった。
現在も詳細は解明されておらず、純粋な鉄では無く不純物のおかげで錆びないという説が検証されつつあるが、本当にそうであるならばどうして1600年も前の技術力でその発見が出来たかがまた新たな謎となってしまう。
今もなお人々の関心を集めるこの柱は世界遺産の敷地内で泰然と佇んでいる。
参考画像:世界遺産プラス:クトゥブ・ミナールの頁より
3 Comments
匿名
6月 12, 2018 at 2:46 am元々ここはヒンドゥー寺院だったのをイスラム勢力が攻め込んで来てクトゥブミナール作ったんだよな
で、寺院とかは全部破壊してミナレットに作り替えたりしたのに鉄柱は壊せなかったんだってな
最強すぎるからこの鉄で武器作るべき
匿名
6月 13, 2018 at 6:50 am職人の賜物やな
匿名
6月 13, 2018 at 6:36 pm鉄柱に何語かの文字が刻まれてた。関係あるのかな?