南アフリカ共和国のクラークスドルプ市博物館にとある小さな金属球が展示してある。
完全な球というよりは少し歪んでいて、直径4cmほど。表面がすべすべしていて、真ん中あたりに3本の溝が平行に刻まれている。内部が空洞のものと、スポンジ・繊維状のガラスのような物質が詰まったものの2種類が見つかっている。
弱い磁気を帯びているらしく、展示されているガラスケースの中で年に1〜2回反時計回りに自転しているという。
このような材質・形状から人工物と考えられているが、この金属球は28億年前に形成されたという結果が出ている。
・・・とここまで書いたが、実はこの金属球は自然に作られたものであることが判明している。
だが現在では、この球体が自然物であることが判明しており、主に火山灰などの火山からの噴出物が長い期間を経て沈殿、凝縮することで形成される。世界各地でも同様の物体は発見されており、完成までにはおよそ30億年を要するとされる。
wikipedia – オーパーツより
中央に綺麗に刻まれたくぼみにしても、これは珍しいことではなく、アメリカユタ州南部のナバホ砂岩で発見されたモキ・マーブルやニューヨーク州スカハリー群で発見されたカルシウムが凝縮されてできた球体など地球の至る所で見受けられる。
また自転しているのは、博物館近くの鉱山が振動することによって少しずつ傾いたためだという。
3 Comments
匿名
9月 8, 2018 at 5:21 pm自然の力か・・・
匿名
9月 9, 2018 at 7:43 pm磁気を帯びてる云々はどうなったんだ?
匿名
9月 16, 2018 at 12:03 am30億年は気が遠くなるな
俺がアルミホイル叩き続けたら1日で金属球できるで