カンブリア紀には今では考えられないような独特なフォルム、特異性を持った生き物たちで満ち溢れていた。
今回はその中の一つ、サロトロケルクスをご紹介しよう。
上下が逆に見えて仕方がないサロトロケルクスは、バージェス動物群というバージェス頁岩から化石として発見された動物群の一つであり、その中で最も小型の種である。
画像は逆さまになって泳いでいる様である。
先端がトゲ状になっている尻尾をのぞくと、体長はわずか10mm。大きな2つの目が飛び出るようについており、胴体部にはぎっしりと鰓脚がついており、これが遊泳する際に使用されていたと考えられている。
サロトロケルクスはアラクノモルファと呼ばれる、三葉虫とケリケラータ/鋏角類を合わせた系統に属しており、アラクノモルファは
– 幅の広い頭
– 頭と胴体が一連となって繋がっている
– 尻尾にトゲがある
などの特徴を持っている。
3 Comments
匿名
9月 1, 2018 at 9:17 am仰向けで泳ぐのは気持ちいいからな・・・
匿名
9月 1, 2018 at 11:59 pmカンブリア紀って本当に意味不明な生き物沢山いたよな
匿名
9月 2, 2018 at 1:31 pm目が可愛い