ナスカの地上絵

ナスカの地上絵

世界で最も乾燥した台地の一つであるナスカには、かの有名な地上絵が複数存在している。
現在はユネスコの世界遺産にも登録されており、セスナでの遊覧観光なども人気の観光地である。
ここには数千もの絵があるとされるが、実はまだ全貌は解明されておらずこれから更にいくつも地上絵が発見されるだろうと言われている。

これらは紀元前200〜西暦700年まで存在したナスカ文明の時代に描かれたと考えられており、ハチドリ、人の手、蜘蛛、猿、宇宙飛行士のようなもの、幾何学模様と実に様々なデザインが存在している。

これらは一体なぜ描かれたのだろうか?
宗教儀式のためのものなのか、それとも集落同士を結んだ道といった実用目的のものなのかすら現在ではまだわかっていない。
そもそもひとつひとつの絵は巨大すぎて空からでないと全容を把握することは不可能なのだ。
実際に古代の人々はどのようにしてこの地上絵を見ていたのだろうか。
当時気球のようなものが実は存在していたのか、UFOが飛来していたのか、全く予期せぬ飛行手段を用いていたのか。この疑問についても謎のままだ。
また、表面にある石をどかせて下の地面を露出させることによって描かれたことは判明しているが、あまりにも巨大である円や直線といった模様をどのように正確に測定していたかはわかっていない。

作られた目的に関して、重要なのは人々に見せることではなく神のような高次の存在に見てもらうことだったのだとしても、高度な技術と数学を理解していないと複雑な幾何学模様を作成することは不可能である。

現在ナスカ周辺では国を跨いだ調査団による遺跡調査によって彼らの文化や地上絵の謎を解明しようと試みられているようだ。その成果として遺跡からはミイラや副葬品など、この不思議な文明の解明の手がかりとなるものが複数発見されてきている。
地上絵の目的、作成方法、確認方法ーー未だ仮説の域を出ないこれらの謎がいつか解き明かされる時は来るのだろうか。

1 コメント

  • 匿名

    11月 26, 2018 at 2:32 am

    有名なハチドリの絵は、どうやら再生のシンボルだったらしい。
    ハチドリって仮死状態から復活するからって理由だとか。

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