ゾディアック事件とはアメリカで起きた未解決の連続殺人事件である。
「我はゾディアックである」と名乗った犯人の一人称に由来する。
現在では大量殺人の代名詞となっている「ゾディアック」の元となった事件としても知られている。
* 1968年12月20日、17歳男性と16歳女性の未成年カップルが、サンフランシスコ近郊のベニシアにあるハーマン湖(Lake Herman Road)で射殺された。
* 1969年7月4日、19歳男性と22歳女性がヴァレホ (Vallejo)の駐車場 (the parking lot of Blue Rock Springs Park) で銃撃され、男性は瀕死の重傷を負い、女性は搬送先の病院到で死亡した。
* 同年7月5日、ヴァレホ警察に男性の声で「前述の2件とそれ以前に行われた殺人、そのいずれも自分が実行した」という電話が伝えられた。その後すぐに指定した場所に駆けつけると、被害者である2人が発見された。
* 同年同月から翌月にかけて、自称『ゾディアック』なる人物からサンフランシスコ湾域警察、「タイムズ・ヘラルド」紙とサンフランシスコ在の新聞2社、著名人らへ一部暗号化されたものを含み多量の手紙が送付された。
* 同年9月27日、20歳男性と22歳女性のカップルが、ベリエッサ (Berryessa) 湖畔で覆面の男にナイフで襲われる。ナパ警察はゾディアックからの電話を受けて新たな犠牲者カップルを発見し、男性は生存するも女性は同月29日に死亡した。
* 同年10月11日、29歳のタクシー運転手が、サンフランシスコ近郊のプレシディオハイツ (the Presidio Heights) で射殺された。ゾディアックは運転手のシャツ断片を地元新聞社へ送り、警察署へ電話し、弁護士と接触を図っている。
* 1974年、「今まで37人を殺害し、事件を新聞で一層大きく取り扱わないと「何かすさまじいこと」をやる」と記された2通の手紙が、ゾディアックからサンフランシスコ警察へ届くも、すでに殺人事件は終息していた。これを最後にゾディアックからの連絡が途絶する。
* 1978年、地元新聞社などへ「自分は復活した」とゾディアックから手紙が送付される。しかし、1974年以降の足取りと正体は依然不明である。
* 1981年、連続殺人容疑者が逮捕されゾディアック事件も彼の仕業と目されるが、手口や物証に食い違いが多く別人と判明する。wikipedia-ゾディアック事件より
犯行声明文には象徴的なしるし(丸に十字を重ねたマーク)が書かれ、典型的な劇場型犯罪であり数々の創作物にも今尚影響を与え続けている。
犯人は既に死亡しているとも言われているが、いつか解明される日は来るのであろうか…
4 Comments
匿名
7月 7, 2018 at 12:23 amそのマーク、トイレの落書きで見たことある…
匿名
7月 7, 2018 at 6:37 amまだ捕まっていないのか・・・
匿名
7月 8, 2018 at 9:54 pmこれって結局何人殺したの?
知ってる人情報おなしゃす
匿名
3月 15, 2019 at 8:59 pmエロマークの書き損じですね